そろそろ壊すときがCielo2023年3月27日読了時間: 1分春になると。人々は急に桜の木が気になりだす。開花はいつかと待ちわびる。花のない時期のソメイヨシノなど。 誰も見向きもしないくせに。そしていざ咲き出すと。「私は山桜の方が好き」などど言ったりもする。 場所によってはきらびやかな電飾で本人(木)の意志に限らず やたらと派手に光らせられたりもする。勝手に愛でて、勝手に忘れて、春になると急に思いだして、愛を注いで。なんともまあ。身勝手なニンゲンたちよ。それでも、私は、咲く。春になれば。春が来れば。
春になると。人々は急に桜の木が気になりだす。開花はいつかと待ちわびる。花のない時期のソメイヨシノなど。 誰も見向きもしないくせに。そしていざ咲き出すと。「私は山桜の方が好き」などど言ったりもする。 場所によってはきらびやかな電飾で本人(木)の意志に限らず やたらと派手に光らせられたりもする。勝手に愛でて、勝手に忘れて、春になると急に思いだして、愛を注いで。なんともまあ。身勝手なニンゲンたちよ。それでも、私は、咲く。春になれば。春が来れば。
Comentários